Airbnb Storyを読んだ
Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法
- 作者: リー・ギャラガー,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: 単行本
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なんだか小説を読んでるみたいにサクサク読めた。サービスが生まれるところから急成長していくところ、そしてこれから、がリアルに書かれていてすごく良かった。
Airbnbはスタートアップの中で異色の存在だということを知ったのと、Airbnbのメンバー、サービスにすごく好感を持った。
あと、創業メンバーがほぼスタートアップ素人だったことには驚いた。そしてチェスキーの学習の姿勢にも感心した。
以下、自分用メモをつらつらと。
ひとりめのエンジニアの採用は本当に大事
ただ機能をつくってもらうための採用ではない。今後その人は自分と同じような人材を何百人と呼び込んでくれる存在になる。
最高のUXのプロダクトをつくれば市場を拡大できる
Airbnbのビジネスモデルはまったく新しいものではなく、当時からクレイグスリストや地元の掲示板には載っていた。その市場をこじあけて、身近で手早く使いやすいプラットフォームを作ったのがAirbnb。
創業者の3人はほんますごい。特にエンジニアのブレチャージク、天才やで・・・
危機のときは代表者が意思決定する
コンセンサスで決めると中途半端なことになるのでちゃんと代表者が右か左か意思決定する。
人に教えを請うときは、自分よりも数年先を行ってる人を選ぶのがコツ
Airbnbが成功したのはこの部分が大きいのでは。Yコンビネーターに入ったのもそう。人に教えを請うのがうまい。貪欲さと素直さ。
その時がくるべくしてきたアイデアを殺すことはできない
チェスキーが引用したビクトル・ユーゴの言葉。
いろんな規制や反対活動があっても、結局は「みんながそのサービスを使いたいと思うかどうか」だ。それさえ実現していれば、賢い人材と時間とお金があれば最後にはすべて解決できる。
文化が壊れるってことは、プロダクトをつくる機械が壊れるってこと
文化が強力であればあるほど、社員を信頼でき、その分正式な規則や手続きが少なくて済む。 手続きが少なければそれだけ管理も軽くなり、イノベーションが生まれやすい環境ができる。
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最後に文中に出てきた印象的な言葉を。
悲観主義者はだいたい正しい。
だが、世界を変えるのは楽観主義者だ。
おあとがよろしいようで🤗