自分の求める最高のデスクがほしくて、はじめてのDIYをすることにした。
電動で昇降できて、広々としていて、きれいな色合いのデスク。
すでに完成から1週間くらい経っているけど、毎日最高の状態で仕事ができている。
長時間のデスクワークは健康リスクが高まるし、スタンディングデスクやってみて思うけど、やっぱり集中力が違う。
作業の一部始終を反省点を交えながらつらつらと書いていく。
はじめに
天板のサイズや脚が異なるが、基本的な流れはこちらの記事を参考にした。 note.com
天板を調達する
マルトクショップでタモの集成材を購入した。
デスクの横幅は140cmが一般的だけど、自分はもっと広々と使いたかったのと、将来子供と一緒に横並びで使えたらいいなぁと夢見て180cmにした。
脚との接続に鬼目ナットを使う場合も想定して厚みは3cmにした。*1
ディスプレイとはある程度距離を取りたかったので、奥行きは80cmにした。
面取り加工をしたり円形の穴あけをオプションで追加した。
けど、穴はなくても使い勝手に問題はなさそう。なんなら奥側に(まさに凹の漢字のような)へこみをつくるのもいいとおもう。(次回はそうするかも)
…といろいろ書いたけど、結局「3万以上」という送料無料ラインを突破するために横幅を183cmにした。*2
詳細は以下のとおり。
■ご注文内容 ●商品名:タモ 集成材(積層材)フリーカット ○CODE:s001 ○木材の形:四角形 ○寸法:030*0800*1830 | 3辺の合計:266cm | 重量:約26.7kg | 面[A]:上R面(3R)+ 下糸面 + 磨き | 面[B]:上R面(3R)+ 下糸面 + 磨き | 面[C]:上R面(3R)+ 下糸面 + 磨き | 面[D]:上R面(3R)+ 下糸面 + 磨き | 反り止め:無し | ジャストカットの有無:有り | 円形穴[1] x:900mm,y:56mm,直径:48mm | 用途:三方向使用 ・単価:30,140 ・数量:1 ・小計:30,140 ------------------------------ 計 30,140円 (内消費税 2,740円) ==============================
で、注文から約1ヶ月後、27kgが到着。
いよいよ天板が届いた(27kg) pic.twitter.com/R9lFbwB96L
— にっしー🍵個人開発/Podcaster (@paranishian) 2020年8月19日
天板を研磨する
いざ、サンドペーパーで研磨!
今回はこれを買ったけど、後述の番号のものがあれば何でもいいと思う。
また、あて木は絶対あったほうがいい。ないと研磨作業が結構きつい。
自分は最適なものを持っていなかったのでこれを買った。

ホルツ 研磨用・あて木コルク サンディングブロック・プラス 大小2個入り Holts MH937
- メディア: Automotive
朝から汗びっしょりになりながら320 -> 400 -> 600で磨きまくる。ちょーしんどい。
ちなみに表とサイド4面のみ。裏はやってない。
あと、出てくる木くず(粉)は掃除機で吸い取っていった。
天板を塗装する
ワトコオイルのどの色にするかめちゃめちゃ悩んで、ダークウォルナットを選んだ。
色や塗り方で参考にした記事はこちら↓
刷毛はこれを買ったけど何でもいいと思う。

アサヒペン ペイント刷毛 お得用多用途用ハケ3本セット OT-3P
- メディア: Tools & Hardware
新しい刷毛を使う場合は、抜け毛を取る作業をしておかないと塗装面にゴミや毛が付着してしまうので注意。
天板を包んでいたダンボールを下に敷いたまま、いざ塗装!!
ぬりぬり・・・
ぬりぬり・・・
ぬりぬりぬりぬり・・・
・・・ジャーーーン!!!!
朝から汗だくになってる。。
— にっしー🍵個人開発/Podcaster (@paranishian) 2020年8月20日
サンドペーパー320>400>600かけてワトコオイル塗ったので一時乾燥待ち〜 pic.twitter.com/E1pL6VKfoH
きれいな色出たー!オサレーー!!!はよ使いたいーーー!!!
一度塗りから1時間ほど乾かした後、仕上げの重ね塗り。(研磨がメインなので一度塗りよりも少量でOK)
そしてオイルが乾ききらないうちに600番のサンドペーパーで再度研磨。スルスル磨ける。きもちぃ。
残ったオイルをウェス(布)で拭き取り、ここから24時間くらい乾かす。
この間、オイルがじわじわ出てくるので都度ウェスで拭き取る。
※オイルの染み込んだウェスは発火の恐れがあるので必ず水に濡らして捨てること!
二度塗りしてあとは24時間寝かす…😪
— にっしー🍵個人開発/Podcaster (@paranishian) 2020年8月20日
ウェスでよく拭き取っても時間が経てばオイルがじわじわ出てくるのですかさず拭きとる💨
←before after→ pic.twitter.com/6OFEVwavx6
あと、これは後日談だけど、しっかり何度も拭き取って乾燥させたつもりでも、物を置いておくとその下から少量のオイルが染み出してきてお気に入りのノートが犠牲に…。
塗装後一週間くらいは大事なノート類は汚れてもいい紙の上に置くのがベストかも。
脚を組み立てる
脚は電動式のFLEXISPOT。 天板ありタイプが主流だけど今回は天板なしの方で。
とにかく重い。35kg。けどそれだけあって、耐荷重は100kg!ヒュー!!
いよいよ足つくっていくぞ!🦵 pic.twitter.com/NEHlOKZUFD
— にっしー🍵個人開発/Podcaster (@paranishian) 2020年8月22日
あとは説明書通りに組み立てるだけ。
自分はすでに工具一式持っていたけど、手元にない人はこういうの買っておけばいいと思う。
ケーブル配線をまとめる
配線をまとめるためにケーブル配線トレーを買った。

サンワサプライ ケーブル配線トレー メッシュ ERDシリーズ専用 CB-CTERD5
- メディア: オフィス用品
が、この商品名を見て分かる通り、誤って専用製品(既存製品へボルト式で取り付けるやつ)を購入してしまうという凡ミス。めげずに急遽近所の工務店でネジを購入して対応した。
装着done!
— にっしー🍵個人開発/Podcaster (@paranishian) 2020年8月22日
ケーブル配線ケースはまさかのボルト付き(既存製品用)のもの買ってしまうという凡ミスしたのでネジをホームセンターに買いに行く🏃♂️💨 pic.twitter.com/zFFvlL3V08
ふぅ〜。いい感じ。
出来上がり
ということで、完成〜!
昇降位置は自由に変更できて、3つまでパターン登録できる。
時間で自動で昇降する仕組みも設定できるけど、それはまだ使ってない。
デスクは広くしたけど極力物は置かずにスッキリさせて集中できるようにしてるのがポイント。
基本的にケーブルは真ん中の穴に吸い込まれていくけど、最近有線LANにしたこともあり配線の都合上Macは左側に配置した。*3
また、下に置いているのは、座って仕事するときに集中力を高めてくれるフットレストと、
スタンディング時に疲労を軽減してくれるマット。

八幡ねじ 疲労軽減マット ブラック 900X450 1枚入り
- メディア: Tools & Hardware
基本的にスタンディングデスクメインで使って、疲れてきたなーってときに高さを下げて椅子に座るという運用。
かかった費用
天板:30,140円 脚:48,100円 サンドペーパー:1,130円 ワトコオイル:1,622円 刷毛:648円 あて木:294円 ケーブル配線トレー:4,427円 合計(税込み):86,361円
今後ずっと使える机と考えると安いのでは。給付金で買えるし。*4
おわりに
このデスクにしてからめちゃめちゃ仕事が捗るようになったので素直に嬉しい。
リモートワークはどうしても集中を維持できなかったり、健康リスクを抱えてしまったりするのでこれからも環境を改善し続けていきたい。
次は、テーブル下にスライド式の収納を設置して充電配線も整えて、仕事中はスマホをしまって気が散らないようにしたい。
また完成したらTwitterかどこかで報告しよーっと。
それでは🕺
*1:結局今回は直接ネジ固定にしたので鬼目ナットは使わなかった
*2:今回は法人での購入だったので3辺合計の制限はない ご利用ガイド | 木材通販のマルトクショップ
*3:あと「片側のUSB-Cだけ使ってるとkernel taskがうんたら」みたいな情報もどこかで見たし
*4:「一番高いのは椅子」説はもちろんある